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菊地 章; 福田 幸朔
JAERI-M 5675, 14 Pages, 1974/04
多結晶一炭化ウランおよび3.2、8.0wt%の一硫化ウランを含んだ一炭化ウラン(UC、UC-3.2wt%US、UC-8.0wt%US)がアーク熔解で調整され、応力緩和法による一次クリープ強度が、真空中、1460Cまでの温度で測定された。また、同試料の高温硬度が1100Cまでの温度で測定された。試料における応力緩和曲線は典型的な一次クリープにみられる対数型で表示され、クリープ強度は一硫化ウラン含有量の増加とともに増大した。温度およびUS含有量の函数として、R.Changの定義にもとづく活性化体積の変化がみられ、計算の結果、それらは約210~110cmの範囲にあることが判った。さらに、UCマトリックスの高温硬度はUS含有量の増加につれて増大し、特に高温においてその効果の著るしいことが判った。